2017-01-06
「普通に汗を掻ける」 これがいつから減ったのか?
皆様いかがお過ごしですか?
FANCの代表 肥塚昌幸です♪
今日も私の独り言に付き合って頂けたら幸いです♪
今日は仕事始めでした!
いつもなら2日、遅くても3日には仕事始めをしてるのですが、
今回、色々なスケジュールが重なったのと、
あえて無理にレッスンを入れようとしなかったのもあり珍しく6日間もお休みを頂きました♪
おかげで年末に引いた風邪も治まりつつあるのですが。。。咳だけが残ってしまって。。。
さて仕事始めの初日。
初日から4本と言うハードな日!
まぁ、徐々に体を慣らす方が身体的には良いのですが「休みボケ」を一蹴するには良い刺激だったかと♪
お客様も多くの人が駆けつけて頂き楽しい1日を過ごせました。。。
(が、さすがに疲れた♪)
さて、レッスン後にお客様の会話が耳に入った。
別に盗み聞きしてる訳じゃないんだけど、入って来る物は仕方がない♪
「最近、マットで寝る運動ばっかりで汗かく物なくなったよね~。
クラブも流行に流されて、マットで寝る物ばかりになってるけど、
たまには汗もかきたいし、動いて頭も使わんとボケちゃうよね。。。」
話してるのは結構年配の方達だったと思う。
それだけに、なんか嬉しかった♪
正直、10年以上前は、
フィットネスクラブに来られる方々は「とにかく汗をかかして!」と言う人ばかりだったように思う。
複雑なコンビネーションを求めてる人は一部の「マニア」と言う方達で、
多くの人は「シンプルで良いから汗をかかして!」と言う人が多かった♪
いつからだろうか・・・?
フィットネスクラブで「汗をかく」事を望まなくなったのは?
(もちろん大阪以外の地区はどうかは知りませんが。)
複雑なコリオで達成感を求めるのは良い!
インナーマッスルを鍛えて体幹を鍛えるのも良い!
でも・・・
「汗を掻きたい人のニーズは今はないのだろうか…?」
と疑問を持っていただけに、
「いるやん!」
と妙に嬉しさが込み上げてき来た♪
確かに昔ほど、
「自分を追い込んで汗を絞り出したい!」
と言うニーズは減ったかも知れない。。。
でもなくなったとは思えなかった。
人間だって「動物」なのだ。
「欲求」と言う物が時代と共に大きく変わるとは思えない。
・自分の体を痛めつけたい!
・身体を思いっきり動かしたい!
・大汗をかきたい!
このような動物としての「欲求」は今でもある筈だ。
「とにかく安全に!」
これは否定しない!
私もインストラクターである限り求めている。
でも・・・、
運動である限りリスクはつきものでもある。
「激しい物を減らして、緩やかな運動を…」
先程の方達が言ってたマットで寝る運動だと危険も少なく、クラブとしてもリスクは減るだろう。。。
でも、これを求めてる人ばかりでもないと思う。
今では時間も40分~50分。
1時間クラスなんて稀だ。
でも、一昔前は60分が普通で、75分、時には90分と言うクラスもあった。
そう言うクラスに入る人は、とにかく自分を限界まで追い込みたい人達だったように思う。
と言うか、自分もその一人だった。
特に私がエアロデビューした地元の小さなクラブは、
マニアックな人よりは
「ややこしいのはいいねん!とにかく思いっきり汗を掻かして!」
と求める人が多く、スタジオの中でみんなで一緒に汗を掻ける一体感なんかを求めていた。
「普通に汗を掻ける」
フィットネスクラブでこれがなくなれば、何処にこれを求めれば良いのだろうか?